Lain

アニメのLainを久しぶりに視聴。

ほんと面白いねこのアニメ。



おそらく3周はしてると思うんだけど毎回最終話で、最後どんな話だったのかスッキリしないで終わってたような印象があった。

改めて最終話を見たところ、覚えていたのは玲音が現実世界からいなくなったところ。ここまではわかる。

んで、体感的には、おっ?これでこの作品は終わりかーと思うも半分くらい尺が残っている。


この残りの尺が本番だと思うんだけど、この後の展開がいまいち記憶に残りにくい。

女性教師がオフでデートしているところを玲音と遭遇するんだけど、この女性教師が誰なのかが外見からわからなかった。(この女性教師の名前は発言されているが、外見の方に注目してしまい頭での理解が一致してくれなかった)

女教師となると頭では玲音が関わっていた先生だっけ?となってしまい、全く理解できなかったのだ。

何回か見た結果、この女教師は玲音にとって縁のある人物であることがようやくわかった。このわかりにくさは意図して作ったんだろうなぁ。


女教師と玲音が遭遇する場所は、アニメのOP映像で流れていた歩道橋。

歩道橋にいた玲音に女教師が声をかけるわけだが・・・


OP映像においてはこのシーン、歩道橋を渡る前。

ここのシーン、初見だとえっ!?ってなる。
誰かの視点で玲音のところまで移動したのかと思いきや、一瞬映像がブンッってなって玲音が歩くところを見ることになるのだが、誰かの視点だとしたらここの映像は後ろ歩きでもしてるのだろうか?やばすぎる。



OP映像ではちょうど被っていた帽子が風で飛んでいってしまうところ、そして玲音はまぁいいやといった感じに先へ進んでしまう。

帽子が飛ぶのと同時に上空にカラスが飛んでいる。
カラスが飛ぶシーンに監督の名前がテロップされていて、けっこう大事なシーンを意図している可能性がある。

最終回において玲音が上を見るシーンについて。

みんなが玲音のことを忘れてしまってワイヤードの中にしかいない状況の中で、閉じ込められた玲音が上を見るとお父さんがいた。

上を見たら大きいお父さんが見ていた。

その後、お父さんはかぶらなくていいんだよとか言うんだけど、これがOPの映像にリンクしているような。




カラスの大きさ


OPに登場するカラスはその大きさを玲音と比較してみると、心なしかちょっと大きい気がする。

あとカラス多くね?って誰もが思うだろうけど、これは意図してそう。

このカラス、他人の暗喩では。

OP映像には岩倉玲音の文字と、NOPOSITIONという単語。(その前にはNOPLACEとも書いてあった)
立場にない、とか来る場所じゃないとかふさわしい場所じゃないとか?



最近また1周してしまったので考察しました。

アニメのLainで一番好きな回は断然9話です(異論は認めない)

次もう1周する時は玲音以外のキャラの視点を意識して見ようと思います。

(おわり)

0 件のコメント:

コメントを投稿