劇場版ゾンビランドサガの感想

2時間があっという間だった。

(ネタバレあり)













映画を初見で見る時にどれだけ予想外なことが起きるかが楽しみになるんかなぁ、と。
今作では宇宙人が出るかも?という前振りが二期の最後にあったが、まさかSF設定考証をあそこまで練ってくるとは思わなかったので笑った。
(ちなみにパンフによると二期の最後のUFOは今作の宇宙人のものではなく、今作に登場するフランシュシュのニューシングルらしい)

近年で見た映画で予想外な展開に驚く体験をしたのはSEEDFREEDOMやジークアクスの先行版など。
ただ、この2つのガンダム作品は予想外な出来事に頭が「???」となったままアスランがズゴックに乗って活躍したりシャアが白いガンダムに乗ってガンキャノンを撃破したりと頭での理解を置いていってどんどんと展開していくがゾンビランドサガの場合はちょっと違う。

  • 目の弱く音に敏感な宇宙人
  • 温度を視覚化できるアイマスク状のガジェット
  • 腕をはめて念じるだけで操縦できる乗り物
  • 独特な宇宙人語で会話や発声をしていると思われる劇中描写
  • 各地にゲートを開いてビーム攻撃できる程度の科学力
  • 動力源の3つの鉱石(山田たえが飲み込むと喋れるようになる)
などなど。

話が進めば進むほど宇宙人にまつわるSF設定考証がされていることがわかるが、これが盛大なノイズとなり最終的に大規模なアイドルLIVEをやった頃に思うのである。
「あの宇宙人達、何???」
(見た人的には宇宙人をやっつけたからアイドルLIVEで成功しましたー、とはならないのである。SF設定を練りつつアイドルLIVEをやる意味とは??wとなるのである)

終盤のLIVEが終わるかどうかの頃に一瞬、おや?となったシーンがあったような気がする。その時に宇宙人とのバトル第二章か?と思ったがそんなことはなくすでに2時間が経過していた。
そしてこう思った。
「あの宇宙人達なんなの?wwwwwww」


フランシュシュのメンバーを説得しようとしたさくらが、ゆうぎりにビンタされて逆に説得されてサキにも「ゆうぎり姉さんの言う通りだ!」って言われた時のさくらの心境に近い。(ちょうど書いてる時に見てた)

「「「「「「「」」」」」」」」」」」」



■序盤の「このちはわれわれのてにおちた(以下略)」のシーン
TV版の一期二期では描写しなさそうな印象があった。
MAPPAとしてはチェンソーマン以降の雰囲気を入れてるんだろうか?



■ゾンビランドサガシリーズとして
コメディ要素のあるアイドル風味だった一期とアイドル要素を強めてシリアスになった二期をいい感じにまとめて、元々のゾンビとアイドルという組み合わせないであろう組み合わせをやる精神を引き継いだ作品という印象。
なので解釈違いではない。




■泣きそう
なんか泣きそうになったシーンがあったような気がするがどこだったかは忘れた。
でも多分開幕で歌ってるところとか怪しい。
流れでTV版の一期を見て、老人の前でラップをやるシーンでうっ・・・となった。


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